新プランへの移行により、Domain AuthenticationまたはSingle Sender Verificationの設定がすべてのアカウント(サブユーザを含む)で必須となります。
設定が完了しているか否かは、ダッシュボードにログイン後、Settings > Sender Authenticationにて確認してください。
Domain Authenticationの設定確認
差出人として指定する送信元メールアドレスのドメイン設定が「Domain Authentication」に存在し、かつ、STATUSが「Verified」であれば、当該ドメインのDomain Authenticationは設定済みです。
以下の図のような設定の場合、「@kke.co.jp」ドメインを送信元に指定したメールであれば2024年4月1日以降も送信可能です。
一方、この設定があるのみでは「@kke.co.jp」以外のドメインからは送信できません。複数のドメインを送信元として利用する場合は、必ずすべてのドメインで設定されていることを確認してください。
「_dmarc.」で始まるTXTレコードは、Domain Authenticationの設定にあたっては必要ではありません。下図のようにこのレコードのSTATUSが「Failed」または「Pending」となっていても、上図のようにドメイン設定のSTATUSが「Verified」であれば設定は完了しています。
なお、送信元メールアドレスのドメインと、Domain Authenticationで表示される先頭のサブドメインを除いたドメインは、完全に一致する必要があります。
<正しく設定できている例>
example.comが完全一致。
- 送信元メールアドレス:sender@example.com
- Domain Authentication:em1234.example.com
<正しく設定できていない例①>
ドメインが不一致。
- 送信元メールアドレス:sender@example.co.jp
- Domain Authentication:em1234.example.com
※この場合、example.co.jpのDomain Authenticationを追加して、以下の設定が表示されていれば正しく設定されています。
- Domain Authentication:em1234.example.co.jp
<正しく設定できていない例②>
サブドメインから送信するため、完全一致しない。
- 送信元メールアドレス:sender@sub.example.com
- Domain Authentication:em1234.example.com
※この場合、sub.example.comのDomain Authenticationを追加して、以下の設定が表示されていれば正しく設定されています。
- Domain Authentication:em1234.sub.example.com
また、サブユーザから送信する場合は、サブユーザ自身のDomain Authenticationの設定画面に有効な設定が表示されているか、親アカウントから有効な設定が割り当てられていれば、当該ドメインのDomain Authenticationは設定済みとなります。親アカウントの設定がサブユーザに割り当てられているかどうかは、親アカウントでログインして、Settings > Subuser Management にてサブユーザを選択した画面の「DOMAIN AUTHENTICATION」の表示でご確認ください。設定を割り当てる方法はこちらをご参照ください。
<割り当てありの例>
<割り当てなし>
Single Sender Verificationの設定確認
差出人として指定する送信元メールアドレスが「Single Sender Verification」に存在し、かつ、STATUSが「Verified」であれば、当該メールアドレスのSingle Sender Verificationは設定済みです。
STATUSが「Verified」にならない場合は、入力したメールアドレス宛に送られたメールにて認証をしていない可能性があります。こちらを参照のうえ認証を完了させてください。
以下の図のような設定の場合、「support-sendgrid@kke.co.jp」を送信元に指定したメールであれば2024年4月1日以降も送信可能です。
一方、この設定があるのみでは「support-sendgrid@kke.co.jp」以外のメールアドレスからは送信できません。複数のメールアドレスを送信元として利用する場合は、必ずすべてのメールアドレスで設定されていることを確認してください。