広告や宣伝を目的としたメールには配信停止リンクを含める必要があり、SendGridのマーケティングキャンペーン機能でもリンクの挿入が必須です。
SendGridに配信停止の管理を任せることが可能ですが、「Custom Unsubscribe Link」を使うことで独自の配信停止リンクを利用することもできます。
設定方法
- キャンペーン編集画面を開きます
- SettingsタブのRECIPIENTSメニューにあるUnsubscribe Groupで「Use Custom Link…」を選択し、Custom Unsubscribe Linkに挿入したい配信停止ページのURLを指定します
- メールテンプレートの本文にUnsubscribeモジュールや[Unsubscribe]タグを挿入します
上記の設定が行われたメールの配信停止リンクをクリックすると、Custom Unsubscribe Linkで指定した配信停止ページに遷移します。
注意事項
Custom Unsubscribe Linkで指定したURLは、本文内だけではなくList-Unsubscribeヘッダにも自動的に記載されます。これは、Gmail等が求めるワンクリック配信停止(RFC 8058)に対応するための処置です。対応を完了させるには、以下の全ての要件を満たすURLを指定してください。
- カスタムフィールドを利用してURLにパラメータを付与し、配信停止する宛先を判別する
- URLに対してPOSTリクエストが行われた(メールのヘッダ部にある登録解除用ハイパーリンクがクリックされた)場合、自社サーバで当該宛先の配信停止処理を行う
- URLに対してGETリクエストが行われた(メール本文中の配信停止リンクがクリックされた)場合、自社の配信停止ページに遷移するよう制御する
Custom Unsubscribe Linkで指定した配信停止リンクをクリックされた場合、その宛先はSendGridの配信停止リストには登録されません。SendGridによる送信制御は行われないため、必要に応じて自社で管理している宛先リストと同期してください。