SMTPやWeb APIでエラーが発生し、メールが送信できません。

SMTPやWeb APIによるメール送信で、SendGridからの正常応答が返らずエラーが発生する場合は、エラーコードやメッセージから状況をご確認ください。よくある原因としては以下が考えられます。

1. SendGridへの接続に失敗している

SMTPの場合は、以下の観点で送信環境の設定をご確認ください。

  • SMTPの接続情報(SMTPサーバ、ポート番号、ユーザ名、パスワード)がこちらの通りに設定されているか
  • 指定したポート番号による通信が許可されているか

Web APIの場合は、認証情報に誤りがないかをご確認ください。

2. 送信リクエストの内容に問題がある

SMTPコマンドWeb APIのリクエストパラメータが誤っている可能性があります。エラーコードやメッセージを確認し、送信リクエストを修正してください。

3. ネットワークやSendGridに一時的な問題が発生した

リトライしてメール送信できるかどうかをお試しください。

4. Domain Authenticationが設定されていない

以下のエラーメッセージが返された場合、送信元ドメインでDomain Authenticationが設定されていないことを意味します。

  • The from address does not match a verified Sender Identity. Mail cannot be sent until this error is resolved. Visit https://sendgrid.com/docs/for-developers/sending-email/sender-identity/ to see the Sender Identity requirements 

送信元ドメインでDomain Authenticationを設定してください。設定の確認方法はこちらをご覧ください。

5. 送信可能な通数を超えている

以下のエラーメッセージが返された場合、送信通数の制限によりメール送信できないことを意味します。

  • You have exceeded your messaging limits
  • Maximum credits exceeded

Freeプランは1日あたり100通の通数制限があるため、通数のカウントがリセットされるのを待つ、または、有料プランに変更してください。
有料プランをご利用の場合はサポートにお問い合わせください。


SendGridが正常応答を返したにも関わらずメールが届かない場合は、送信したメールが相手に届きません。をご覧ください。

 

<参考>