アカウントの凍結について
セキュリティ上の危険や異常なアクティビティが確認された場合、アカウントを凍結しサービスの提供を一時的に中止することがあります。
アカウントが凍結されている場合は、ポータルの画面上部に、以下のようなメッセージが表示されます。
各状態がアカウントに与える影響とその範囲は以下の通りです。
Suspension
SendGridはメールの送信リクエストを受け付け、キューに格納します。問題が解決されるまでメールは送信されません。また、メールがキューに格納されてから72時間経過すると破棄されます。SendGrid社からの通知にご回答いただけない場合、アカウントはBan状態に移行する可能性があります。Suspension中もご請求対象となり、契約は自動的に継続されますのでご注意ください。
Ban
アカウントへの全てのアクセスはブロックされ、リクエストは受け付けられません。そのアカウントが保持していた固定IPアドレスは削除され、関連するサブユーザもあわせてBanされます。Banされた場合、契約は自動更新されませんが、最終月の上限超過料金、マーケティングキャンペーン利用料、追加固定IPアドレス利用料は、ご請求対象となりますのでご注意ください。
よくあるケース
アカウントが凍結される可能性が高いケースとして、次のようなものがあります。
- SendGridの認証情報(パスワードやAPIキーなど)がパブリックな場所に置かれていることが発覚した等、セキュリティリスクを理由としたケース
- 存在しない宛先への送信(Bounce)や誤った宛先への送信(Invalid)等、レピュテーションが下がることを理由としたケース
- 急激な送信量の増加を検知した等、アカウントの不正利用が疑われるケース
アカウントの停止は、このような重大な事態を防ぐための措置でもあるということをご理解ください。
解除方法
SendGrid社より通知を受け取った場合、通知に記載されている質問事項にご回答ください。SendGrid社からの通知が届いていない場合は、お手数をおかけしますが、こちらのFAQを参考に米国SendGrid社までお問い合わせくださいますようお願いいたします。
アカウント復旧の判断はSendGrid社のComplianceチームで行うため、英語でのご対応が必要となります。
なお、本件に関するSendGrid社との対応は弊社サポート対象外とさせていただいております。
- SendGrid社及びメールのエコシステムに影響を与える重要事項である
- お客様の送信ボリューム、リストの管理状況を弊社では正確に把握できない
以上の理由から、 お客様ご自身で責任をもってご対応いただく必要があります。
アカウントの凍結を防ぐ方法についてはこちらをご確認ください。