追加した固定IPアドレスを使ってメール送信する方法を教えてください。

新しい固定IPアドレスが追加されると手続き完了の旨をメールでお知らせします。

以下の設定を確認のうえご利用ください。

 

固定IPアドレス利用設定

まず、親アカウントのダッシュボードから「Settings > IP Addresses」を選択し、新規IPアドレスの「Actions」の「Edit」をクリックします。

IP_Addresses.png

次に、新規IPアドレスを利用するアカウントを選択します。(参考:IPアドレスの切り替え

  • 親アカウントからのメール送信に利用する場合
    Additional Optionsの"Allow my account to send mail using this IP address"にチェックをつけてください(図中②)。
  • サブユーザからのメール送信に利用する場合
    Add subuserの検索フォームで新規IPアドレスを利用するサブユーザを検索し、選択してください(図中③)。

AdditionalOptions.png

"Use Automated IP warmup"は、自動IPウォームアップ機能に関する設定です(図中①)。

参考:自動IPウォームアップ機能とは?


新規IPアドレスはIPレピュテーション(宛先サーバから見たIPアドレスの信頼性)が確立されていないため、IPウォームアップを行う必要があります。その支援として、新規IPアドレスと既存IPアドレスを併用し、新規IPアドレスからの送信量を徐々に増やす自動IPウォームアップ機能が提供されています。

  • 自動IPウォームアップ機能を利用する場合
    • "Use Automated IP warmup"にチェックをつけてください(初期設定ではチェックがついている状態です)。
    • 自動IPウォームアップが有効なIPアドレスは、必ずウォームアップ済み(自動IPウォームアップが無効)のIPアドレスとセットで割り当てる必要があります。
      特に、サブユーザに自動IPウォームアップが有効なIPアドレスのみを割り当てないようご注意ください。
  • 自動IPウォームアップ機能を利用せず(もしくは利用できず)、お客様ご自身でIPウォームアップする場合

独自ドメイン利用設定

  • Reverse DNS
    新規IPアドレスはReverse DNSが設定されていないため、必要に応じて設定してください。
  • Domain Authentication
    Automated Security : OFFかつSPFレコードにIPアドレスを直接指定していた場合は、SPFレコードに新規IPアドレスを加える必要があります。それ以外の場合は、利用者側で特別な設定変更は不要です。


    ※Automated Security : ONで設定している場合、SendGrid側のSPFレコードに新規IPアドレスが自動的に追記されます。DNSレコードの反映に時間を要する場合がございます。